昨日から始まった、
『メタプログラム』
ワンコインウェビナー
一晩で20人の方が
エントリーしてくれました。
期限を決めてないウェビナーなので、
いつもヤキモキします。
今回は、嬉しいスタート。
早く申し込みしてくれた人には、
何かお礼したいなぁ…と。
ちょっと考えておきます。
さて、
今年に入っていくつもの
ワンコインウェビナーを
開催してきましたが、
その多くは『伝える』に
関するものでした。
でも今回は少し
趣向を変えました。
というのも、
それは『伝える』ではなく、
『聴く』ことを磨くのが
今回のワークショップだからです。
メタプログラムは最終的に
『伝える』の両方を
鍛えることになるのですが、
今回のウェビナーでは、
人の話を『聴く』ことで
その人の心のプログラムを
把握できるようなスキルを
学びます。
メタプログラムは、
別名『脳幹言語』と呼ばれます。
ひょっとしたら、
あなたは、R A Sという言葉や
『網様体賦活系』という用語を
聞いたことがあるかもしれません。
動物のこの部位が損傷すると
昏睡状態となり、
この部位を刺激すると、
動物は覚醒する。
情動心理学者の
ジョゼフ・ルドゥーによると
網様体は外部の刺激に対して
『覚醒、用心、警戒』…
つまり注意の方向を決める、
と言います。
網様体は『脳幹』にあり、
それらが外部情報に対して、
何に注意をむけ、
何を無視するのか。
それを決めているのです。
メタプログラムは、
まさに、脳幹のようなもの。
ある人にとっては
スルーする情報が、
別の人にとっては注意を誘う情報。
その情報のコントロールを
決めるのが、メタプログラムです。
これまでお伝えしてきた、
『価値観』、『巻き込み言葉』、
そして『伝え返しのアート』
これらは、感情を動かす
『喚起的』な言語です。
ザイク博士が言うところの、
辺縁系のコミュニケーションです。
メタプログラムは、
それよりも一段深い部分にある
注意のシステムなのです。
メタプログラムは、
研究者によってその扱いが
大きく異なることでも有名です。
ある人にとっては
64種類あり、
別の人には8種類しかない。
それだけばらつきがある
さまざまな意見がある
プログラムです。
ちなみに僕は
8~20個のプログラムを
学びましたが、
実際のところ、
実務に使うのには、
4種類ほどでも十分。
そのうちの最も重要な
1つを体験的に学ぶのが
このワンコインなんです。
人がどんなことに意識を向けるか?
注意のモチベーションを
司るプログラムを学びます。
さらにメタプログラムが面白いのは、
1つのプログラムには、
白と黒のような対極の
注目パターンが含まれており、
ほとんどの人のプログラムは、
『白』と『黒』の
両極の色合いの間に位置し、
それによって意識が向くものが
全く異なるのです。
よく僕のリスニングは、
『傾聴』よりも
共感的でありながら、
同時にクライアントを
しっかり見立てている。
一体どうやっているのか?
と聞かれます。
色々な聞き方
実際は7つのレベルで
聴いていますが、
その中で非常に早いタイミングで
ラポールを築き上げるのに
役立つのが、
この『メタプログラムを聴く』ことなのです。
相手の話の内容に『傾聴』する…
色々な本でこのやり方や重要性が
伝えられていますが、
正直、積極的な傾聴と言われる
リスニングの仕方で、
上手だな、と思える人を
見たことがありません。
と言うのも、僕が思うに
人の世界はそれぞれの世界観や
プログラムを通した
把握の仕方があり、
同じ世界を見ても、
異なるプログラム、
情報処理をしているので、
同じにはならない。
つまり、
発話の内容で
本当に共感するのは
ロジャーズのような経験や
強い信念を持った人でない限り、
不可能に近いのです。
だからこそ、
メタプログラムという
より深いところにある、
情報処理のメカニズムを
『聴く』というプロセスを学ぶことで、
相手と限られた時間の中で、
深く繋がることが可能になるのです。
4/14に開催される
ワンコインウェビナーでは、
メタプログラムの1つを学びます。
今僕が考えているのは、
これを継続的に
しっかり、ゆっくり学んでいく
プログラムです。
その入り口となる体験を
してもらうことが
あなたの未来の
価値ある聴き方の第1歩になるでしょう。
では、