今日は、僕のメンター、
スティーブン・ギリガン博士の
ヒーローズジャーニーでした。
200人近くのオンライン参加。
100を超える個別ルームを
ハンドリングしました。
多くの改善点を発見しました。
さらにより良い運営ができるように、
講座に臨みます。
さて、
得意ですか?
ロジカルに話すこと…
僕のところでプレゼンを学んで、
話すこと、伝えることへの
苦手意識を克服した人のほとんどが、
『ロジカルに話せない』という
悩みを持っていました。
ロジカルに話す…
これは一体
どういう意味なんでしょう。
論理的とは何か?
ある本によると、
自分の考えを相手に
理解できる伝え方で
話すこと、だそう。
その本の前書きには
こう書かれていました。
「大事なことは、
あなたが言いたいことではない。
あなたが大切だと
思っていることではない。
それが相手にとって、
伝えられることが
期待されているメッセージに
なっているかどうか?
なのである」
ビジネス書とは、
血も涙もないのか??
そう思わせる書き方ですね。
一方で「何を言うか」ではなく、
「誰が言うか」だ。
こう言う人もいます。
このロジカルシンキングを
書いた人は、
『誰が言うか』を
大切にしている人を
どうやって『ロジカル』に
説得できるんだい??
と思います。
でも、件の前書きには、
とても重要なことが
書かれています。
それは、
『それが相手にとって、
伝えられることが
期待されているメッセージ』
という部分。
多分この著者は、
ロジカルシンキングの
専門家として、
『問い』に対する『答え』という
コンテンツ(内容)ベースの
論理的なつながりを
指すのでしょうが、
僕たち言葉の専門家は、
そうは捉えません。
『感情』こそ命。
そして
『内容』(何)よりも、
その伝え方(どのように)こそ
人の心を動かす要素だと。
例えば、
僕があなたに、ある講座を
お勧めするとします。
講座を受けるメリットとして
相手の心を見通すことができる。
そうすることで、商談も上手くいく。
こんなことだとしましょう。
(A)
「この講座を受けたらいいですよ。
そうすればあなたが知りたい
相手の心を見透かすことができる。
そうすれば商談もうまくいきますね。」
あなたはこういう言い方を
することができる。
でも、この表現では、
ある脳幹言語のパターンを
持っている人の心は
全く動かない可能性があります。
その脳幹言語のパターンとは、
リスクから『遠ざかる』という
傾向を持つ人です。
そういう人には、
リスクのある状態を提示して、
その状態から『離れられない』、
と伝える方が『論理的』です。
例えば
(B)
『この講座受けておかないと、
いつまでも人の心を
見通せないままで、
大事な商談の成果も
望む結果が得られないままかもしれませんね。』
いかがでしょうか?
同じ言葉=内容を話すのでも、
伝え方が違うと、
随分と受け取り方が違うのでは?
そしてさらに興味深いのは、
あなたはこの(A)か(B)の
どちらかにより耳触りの良さや、
引っ掛かりを感じるのです。
まれに両方という人がいますが、
多くの場合、どちらかの表現に
より強い興味を持つのです。
僕たち言葉のプロがいう
『相手の論理』に合わせる
とは、
相手の言葉のパターンに
合わせることで、
論理も、感情も同時に
合わせることができるのです。
これは、
セールスや説得、
ライティング技術だけでなく、
コーチング、カウンセリングや
セラピーなどの支援業にも
パワフルな影響力を発揮します。
4/14開催のメタプログラムでは、
あなたの心や相手の心を
見通して、感情や行動を
引き出す言葉の使い方を
学びます。
参加しない手はないですよ。
では!