おかげさまで、アンケート
50件を超えました。
ありがとうございます!
人生には思いもかけない
きっかけがあるものですね。
つい昨日まで、
気にも留ないことが、
あることをきっかけに
そのことばかりを考える。
それを手に入れようと、
いろいろ手を尽くして、
頑張ったりする。
昨日は、一月前まで
思いもしなかったことが
実現した日でした。
あ、別に恋して、
告白して、彼女ができた。
とか
そういうのじゃないですよ。
笑
僕の身の上に起きたことは
またおってお話しするとして、
こんな突然の気持ちの変化、
これを作り出す天才が、
ミルトン・エリクソンでした。
自分のことを
『だらしない、ただのデブ』と蔑む
肥満に悩む女学生に、
青天の霹靂の言葉をかけます。
いったいエリクソンは
どんな言葉をかけたと思いますか?
彼女は通常よりも
50kg太り過ぎでした。
自分の体が嫌いでした。
そして嫌いな体を無視して
太るに任せていたのです。
エリクソンは、
彼女に、『痩せなさい』とは
一言も言わず、
ダイエットさせることに
成功したのです。
「あなたは自分のことが
わかっていません。
太っていることが、
あなたにとって
どれだけ不快なことなのか、
あなたがちゃんと
理解しているとは
思っていないのです。
ですから、あなたには
ちゃんと理解してもらいたいのです。
今夜ベッドに入る前、
裸になってから姿見を見て、
あなたの体ではなく、
体にへばりついたその脂肪を
どれだけ不快に思っているか
しっかりと把握するのです。」
こう言いました。
その時はまだ、彼女には、
体と体にへばりついた脂肪…
その意味を理解することは
できませんでしたが、
不思議とやってみよう。
そう思ったんです。
その表情を見て、
エリクソンはさらに
こう言いました。
「そしてもし、心底よく考えて、
あなたを包む、その不快で、
不必要で、余分な脂肪の
重なりの奥深くを見通すなら、
その奥に眠る、実に美しい、
女性らしい姿を
その姿見に見ることが
できるでしょう。」
「でも、ご注意あれ、
結構深いですよ、それは。」
彼女の目を、
茶目っ気たっぷりに見た
エリクソンは、そう言って
しばらく黙りました。
そしてセッションの
締めくくりに…
『さて、どうやって
掘り起こしたら
良いものかのぅ?』
彼女は自ら解決策を見つけた。
彼女は週に2キロずつ、
それを掘り起こし始めたとのこと。
それまで気づかなかった
自分の美しさが眠っている。
それに気づくことで
変化を生み出すことができる。
エリクソンのやり方は
まさにアルケミーです。
鉛を金に変えることができる。
それを実感した昨日でした。
引き続きアンケートを
いただけることを
楽しみにしています。
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