答えは無意識が知っている‥って信じる？
スゴっ！！
160人を突破しました！！！
『催眠セッションの構造解析』
これは
エイプリルフールではありません。
今年に入って、４回のワンディや
ショートセミナーを開催していますが、
すでに700名を超える人が
集まってくれたことになります。
感激です。
僕のやっていることはニッチで、
多くの人から支持されるなんてない。
仲良くなった
たくさんのマーケターたち専門家が
口を揃えてそう言ってました。
これがニッチなら、最高ですね！
先ほど、
『催眠セッションの構造解析』の
題材に使うセッションの
文字起こしを見ていたら、
「けっこう色々使ってるんやなぁ～」
自分自身が無自覚に使っている
催眠の技法の数々に
ちょっと驚きました。
申し込みをした人は、
もうすでに
見始めていると思いますが、
今回は、僕が行った
セッションの動画を見てからの
ウェビナー参加。
そこで僕自身が
自分のセッションを分析するのです。
クライアントのトトさんの
テーマは、
『感情のコントロール』。
この問題をクライアント曰く
セッションの終わりには…
「想像していた外側」に
たどり着くセッションを
見せるわけです。
僕がいつも考えていること。
クライアントが描いてきた、
『自分とは何者か』
というストーリーを、
『自分は（過去の存在）でもあるし、
今までとは異なる、全く新しい、
未来にふさわしい存在で
いることもできる。』
クライアントの未来に
適切なあり方の物語…
それをクライアントの
心のどこかから見つけ出して
それを大きくしていく。
それをするために、
ラポールを築き、
観察し、質問し、伝え返し、
そして時に、『催眠』を使い…
ストーリーを語り、
メタファーを生み出し、
ユーモアさえ使う。
スティーブン・ジョゼフという
トラウマケアの専門家がいます。
その人が、トラウマから立ち直り、
そして成長に変わっていく
プロセスには６つの段階がある。
あのヴィクター・フランクルが言う、
『これ以上状況を変えられない時、
私たちは自分自身を変えようとする』
この状況になるためには、
ステップが必要なんだ、
そうスティーブンは言うのです。
その６ステップとは、
● 棚卸
● 希望を育む
● 物語を書き直す
● 内側で起きる変化を特定する
● 変化を尊重する
● 変化を行動で示す
これがトラウマを変える
ステップなのだそう。
これを見て僕は、
「あ、僕が考える
エリクソン催眠と共通項が多い」
もちろん、詳細に見ていけば
まったく別ものなのでしょうけど、
このプロセス自体は、
僕が志向しているものと
とても似ています。
つまり、
僕はやらないけど、
もしあなたが
トラウマケアをしたいなら
記憶の亢進など、
とても気を配る必要が
あるでしょうけれども、
エリクソン催眠を
活用することも
十分に可能だと言うこと。
そりゃそうです。
エリクソンは、
心の苦しみを専門にしていた。
ザイク博士も、スティーブも。
そして、このステップは、
セミナーやコーチングにも
当てはまりますよね？
自分の過去を棚卸て、
そして希望を持たせて
変化を承認する。
そして
行動に移せるように支援する。
こう考えると、
支援は内容にとらわれず、
同じプロセスだとも言えます。
エリクソン研究の第一人者
アーネスト・ロッシ…
僕の大好きなレジェンドです。
（2020年に亡くなられたことは
残念でなりません）
ロッシがこう教えてくれます。
『エリクソンの催眠は、
人間が普通に送る生活における
日常的な心の動きを
注意深く、しかも計画的に
『発展』させたものです。』
催眠とは、
その人が自分自身を
より深く理解するための
再学習のプロセスなのです。
そう教えてくれます。
僕が行うセッションも、
クライアント自身が
すでに持ち合わせている
変化への対応力を、
クライアントに押しつけたり
わざわざ発見して“あげる”代わりに、
クライアントが
自らのやり方で没入するのを助け、
その対応力や『種』を
発見するのを助ける。
そんなやり方をしたいのです。
では！
