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人は超えたい過去がある

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約4分

今日、寒かったですよね?

朝と夕方の散歩は、
まるで秋口のようでした。

そんな中、
朝からジェフ先生のワークショップ。

『テーラリング・マジック』

心理療法家、医師や
コーチをはじめとした
対人支援のプロたちが

できているようでできていないこと。

それは、
『相手に合わせる』ということ。

あ、これは
NLPのプラクティショナーや、
コーチングの基礎で学ぶような

『ペーシング』と呼ばれるものとは違います

ペーシングは、

『現在の振る舞い』
焦点が合わせられますが、

テーラリングは、
クライアントの取るポジション

どのような情報処理

どのような無意識的な態度

それらの基礎となる、
心のプログラムそのものを

見立てて、判断し、

それに対して効果的なアプローチをする。

それによって、
セッションの効果を飛躍的に上げる。

それがテーラリング

日本語にすると
相手に合わせて『あつらえる』やり方です。

エリクソンは、このやり方の達人でした。

天才と言ってもいいです。

そしてその研究を続けてきた
ザイク博士は構造的に体系化して、

神業を僕たちが
学習可能なレベルに落とし込んでくれました。

めちゃくちゃ面白かったです。

近々そのレポートもお伝えしようと思います。

そして夜は、

『感動心理』の最終、
特別セミナーでした。

あのマーケティングのマエストロ(巨匠)、
北野哲正さんとのダブル講師でした。

北野さんは、
聞き手を引き込むトークが
めちゃくちゃうまい

そして、振るのが突然!

なので、中田ヒデのパスを受ける
サッカーの前園(古っ)の
気持ちがわかりました。

でも、
めっちゃお茶目な北野さんと、
講座終了後記念撮影をパチリ!

お互いのわんこ自慢をしてました。

ほんとに大盛況だったプロモーション。

その秘訣は、『相補性』

これエリクソンのセッションと同じ。

北野さんと僕は、
プレゼンの仕方も、
セッションのタイプも全然違う。

しかもレベルが高い

だから、僕自身も
普段とは違う振る舞いを選択しました。

いつも全面に出る代わりに、
ポイントポイントで、
役割を変える。

僕にとっては、
今後増えてくるであろう、
コラボレーションにおける、
効果的な立ち振る舞いに、

すんごく刺激をもらいました。

そして今日…

最後の最後に残った参加者さんと、
お話ができました。

その人は、体験会に2回目の参加。

その人が教えてくれたんです。

「前回お話を聞いてからずっと、
 こんな自分でも、
 曲がりなりにもやってこれたのは、
 自分に何かがあるから。
 それがどんどん思い出せてること。

 そして未来にこの世界で、
 第一人者になれるかも、
 そんな期待が毎日、毎日
 それが膨らんで来たんです。」

すごいですよね。

たった90分のセミナーで、
その過去のリソース(自分の経験価値)と
未来の可能性に自らが種を蒔く

再び来てくれたことに感謝をして、
こう伝えました。

「それだけ超えたい過去の経験が
 あるのかもしれませんね。
 それを英雄の旅では、
『呼びかけ』と言います。
 多くの人がそれを無視したり、
 言い訳をして行動を止める中で、
 あなたは、前に進もうとしている。
 それを大切にしてくださいね。
 今の自分に言い訳することはできても、
 過去の自分を蔑ろにはできませんから。」

後で担当者に言われました。

最強のクロージングでした。
 いったいどうやってるんですか?」

セミナーセールスも、
コーチングセッションも、
心理療法でさえ、

支援者のすることは同じ。

相手がしてきたことを承認して、

そしてその努力が
報われていないことを
その人自身に自覚してもらって、

過去の経験の中にある、
成長の種を芽吹かせる言葉を届ける。

これが重要な仕事です。

上手くいくかどうか?

それは相手があることです。

結果にフォーカスするのではなく、
相手の心の中に、
「超えたい何か?」
探す手伝いをして、

それを超えるための
リソースの発見を支援する。

あなたがすべきことはそれだけです。

ぜひ、その価値あるやり方を
見つけてください。

もうすでにあなたはそれをしているのだから。

では!

この記事を書いた人

一般社団法人 変化と成長のコミュニケーション推進協会代表理事神 崇仁
言葉を通してあなたの存在感を
6.6倍にする【影響力の専門家】

クライアントに変化を生み出せず、
悩み苦しんでいるコーチ、コンサル、
セラピストなどの起業家に、
クライアントの『潜在意識』を覚醒させる
『伝え方』のスキルを教える活動をしている。
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