『コーチング4.0』レター 第12話

必要なのは、卓越した3つのこと


「最近のメルマガ、めっちゃ長いです。
AIで書いてるんですか?」

と聞かれますが、違います。

この長い文章を、
メルマガ的に改行するために
A Iを使っていますが、

キーボードで打つのを止め、
口で話した言葉を文字起こしして
貼り付けるように変えてから、
溢れるように言葉が出てくるのです。

すみません。

さて昨日のメルマガ、
見ていただけましたか?

深夜に配信したにもかかわらず、
非常に大きな反響をもらいました。

別に僕は何かを煽ろうと
思ってそれをしているのではない、
という真意だけ
明確にお伝えをしておきたい
と思います。

現在起きていることをもとに、

「きっとこうなるだろうな」

「そしてその変化というのは、
僕たちが思っているより
かなり早く来るな」

という実感がある、
そんなことをお伝えしたかったわけです。

そんな中で
「どうしてエグゼクティブコーチ
だけなんですか?」という
昨日のタイトルについて、
興味深いご指摘がありました。

それには理由があります。

エグゼクティブと呼ばれる人たちを
一概に一括りにするのは
好ましくないかもしれませんが、

エグゼクティブの人たち
というのは、

知的で創造性と
言語化の両方の能力を
兼ね備えている。

つまり、
自分のアイデアを言語化することができ、
A Iが理解可能な言語で伝えることができる。

さらには
守るべき秘密がある。

そして守るべき立場がある。

そして競争社会の中で生きている。

こういう状況の中から、
自分の脆さや弱さというのを
出しにくい、

あるいは自分の率直なアイデア
というものを他者に教えにくいという
環境にあります。

そんな中で、耳ざわりがよく、
なおかつ彼らと同等レベルの
分析力や、あるいはそれを超える
リサーチや知的な考え方ができる
AIの応答というのは、
とても心地よいものであるとも
言えるわけです。

つまり、自分と同等以上に
業界のことを知っていて、

自分と同等以上に
ビジネスの数値やケースの
捉え方ができて、

なおかつ自分にない
リサーチ力などがある。

そして人を気持ちよくさせる会話力を持っている。

これがAIなんですね。

しかもエグゼクティブは
コスト意識が高い方が
非常に多いので、

それが無料に近いなら、
当然『壁打ちレベル』のコーチングなら

時間も、お金もかからない。

それを優先するのは必定です。

残念ながらその辺のコーチと
言われる人たちは
もはやこのA Iのレベルに
たどり着きようがないわけです。

言葉でやっている限り、
AIに勝ちようがありません。

もちろん僕たちも同じです。

僕たちは催眠的会話という
独特な言い回しや独特な表現方法、
そして言葉の順序というものを
持っています。

それは「コーチング4.0」の
プログラムでも使っています。

一般的な会話に比べると、
非常にユニークですし、

多くの人が無意識に没入していく
経験をしたと教えてくれます。

でも、これも僕自身の経験として
今後早い段階でかなりの確率で
AIが再現することが可能になりつつある
というのが僕の実感です。

それはAIが進化していると
いうより、AIの分析力による
ものです。

僕自身の典型的なセッションを
たくさん見せて
学習させることによって、

ある基準で分類し、
僕自身がある意味卓越して
結果を出したセッションが
どのようになっているかを見れば、

彼らは再現可能なパターンを 作り出せてしまうわけです。

でも、問題はここからです。

人ができることまだまだある。

あなたは何だと思いますか?

AIは嘘は見抜けない。

知的に組み上げられた
論理の矛盾は
分かるかもしれないけれども、

その人が本気で言っているのか
どうかを知りようがないわけです。
ですので、
エグゼクティブコーチが
全てなくなるのではなく、

人として、存在として
エグゼクティブを
インスパイアできるような
関わり方ができるコーチがいれば、

それは今までとは想像もつかない
希少価値として

迎え入れられることになります。

CEOにとって耳障りのいい言葉や、
自分の考えをある程度まで
受け入れてくれる声、
あるいはプログラムされれば
建設的・批評的に
レッドチームとして
問いをぶつけていくことすら、
AIには可能になるでしょう。

だけど、「これが本当の自分の気持ちなんだ」
ということは、
エグゼクティブ本人ですら
分かっていないわけです。

では、本人すら分かっていない
ことをどうやって汲み取るのか。

これこそが心理療法家の、
そして卓越したコーチの

「目と耳と肌感覚」です。

これは言語ではありません。
言語以前のクライアントの
何かを感じて、知覚して、
それに対して次の一手を打っていく。

これが次世代のコーチングに
求められる必須技術になる、
僕はそう考えています。

エグゼクティブに限らず、
クライアントは自分でそれが
本当かどうかが分からないわけです。

これが本当に問題なのか
ということすら分からない。

本当の自分自身のパターンとは何か、
課題になっているものは何かということも
分からないわけです。

10月4日から行う
「コーチング4.0」の5日間のライブの中で、

1人の女性のクライアントの
セッション動画を見ながら

クイズ形式で
体験していくということをやります。

彼女には
望ましいゴールを手に入れるために
変えたい問題がありました。

でも、変えたい問題の奥にあるのは
また別のものでした。

そしてさらにその奥には、
彼女の持っている、
あるいは持ってきた、
育ててきた

「学びのパターン」

というものがあったのです。

そしてこの『学び』は、
ある段階までは、
建設的に働いてたのですが、
新たなステージに行くときには、

『足かせ』となってしまっている。

ゴールが分かっても、
現状が分かっても、

そのパターンというものを
変えなければ
結果は変わらないわけです。

瞬間的に気持ちが良くなる
メンタルマッサージが起きても、

瞬間に気づいて
分かった気持ちになる
瞬間的な気づきが起きても、

それは長期的に変えることができないのです。

そこには訓練された
支援者の目と耳と肌感覚、

そしてそしてクライアントが放つ
本当の言葉の見分け方。

これは主訴には現れてこない
別の部分にあるわけです。

そこに意識を向けられるか
どうかになってきます。

では、これをどのようにするか?

ブロックやビリーフのように
手順通り取り除くのか?

いえ、そうではない。

それをライブでお話ししていきます。

AIが人型と同じ体を持って、
人の非言語というものを

その場その場で知覚できるように
なったときには、

ひょっとしたら僕の仕事さえ
なくなるかもしれません。

そうなる前に、
僕は多くのコーチたちに、

僕がエリクソンの系譜から
受け継いできた、

この卓越した『目と耳と肌感覚』を
伝承したいと思っています。

ひょっとしたら抵抗感が
あるかもしれません。

自分のやってきたことを
否定されていると感じるかもしれません。

でも、そこにこだわることよりも
危険なのは、

AIはもうあなたの真後ろに
来ているということ。

言葉だけの関わりは、
数秒で分析され、

あなた以上の知能を持った
トランプさん曰くS I

『超知能』が より素晴らしいものに変えてしまう。

だから
あなたが今の技術を
さらに活かしていくためにも、

これまでにあなたが
持ち得てこなかった

『目と耳と肌感覚』がどんなものか
を知る機会を手渡したいと思っています

神 崇仁(こう たかひと)/このページはメールでお届けした文章です。