ご心配かけてすみません。
たくさんの人が、
お見舞いと心配してるよ！という
メッセージをくださいます。
ありがとうございます。
ちょっと“レストア“が必要な時期かも。
無意識のシグナルが
『急ぎすぎ』を
教えてくれてるのかもしれないな。
そう思います。
もう少し元気になったら
3月のどこかで、
温泉でも行こうかな～
さて、昨日は
『施術家の言語学』
第６回のスキルアップセミナーでした。
木瀬先生、長山先生、宮田先生が
勢揃いして、
最後のリアル開催を楽しみました。
残念なことに、
僕を含めて誰一人として、
後ほどシェアする…
という観点を持ち合わせてない、
『マーケティングオンチ』なので
先生勢揃いの撮影も、
参加者との写真も、
全く忘れてる…
あかん話です。
でも、
仕事はきっちりやりました。
“天使の羽“という
ラポール場形成のワークをご存知でしょうか？
クライアントを包む
イメージワークなんですが、
超絶パワフル。
一対一のセッションはもちろん、
一対他のプレゼンにも活用できます。
これを初めて教えた時、
その場にめちゃくちゃ有名な
ゴッドハンド施術家さんがいたのですが、
驚愕してました！
「こんなことできるんだ！！」
人間のイメージの力って興味深いですね。
でも、不思議なことに、
相手が想像した色が
目の前の人が受け取ったりする。
そんな人がいる一方で、
「まったくわからん。
イメージできなかった。」
そういう人もいるわけです。
人それぞれですよね。
もしあなたが、
自分のやろうとしていること、
比較的多くの人には
受け入れてもらえているのに、
一定の人には受け入れてもらえない！
そんな状況に出会ったら、
あなたはどうしますか？
そういう人は相手にしない。
確かにそういう選択肢もありますよね？
催眠という世界には、
『被暗示性』という言葉があります。
その人がどれくらい
暗示を受け入れやすいか。
という指標です。
ちなみに催眠って学問的にも
50年以上研究されてきてて、
スタンフォード大学でも、
世界最大の催眠の研究室がある。
そこで被暗示性尺度っていうのが
開発されて、
人には３タイプある。
暗示を受け入れやすい人
暗示を受け入れない人
状況次第で暗示の受け入れを決める人。
この３つに分かれる…としたんです。
だから、
伝統的な催眠は、催眠をする前に、
被暗示性テストというものをして、
催眠に「かかる」かどうかを判断します。
じゃあ、エリクソンはどうだったか？
エリクソンは、こう考えていました。
「被暗示性なんてない！」笑
こういうと言い過ぎですが、
「正常な考えに対する受容力の目安」
と考えていたのだそう。
だから実際、エリクソンはこう言ってます。
「我々みんな暗示を受け取るのです！」
エリクソンのすごいところですね。
問題は
相手の人の素質（被暗示性）ではない。
相手に伝えるメッセージ（暗示）が
どのように、
『相手にとって常識』になるかどうか。
これが問われるわけです。
昨日一人の受講生が、
「天使の羽」ってわかりません。
そう教えてくれました。
そして彼と少し話してわかったのは、
かつてスポーツをしていて、
チームのメンバーが一つになる。
まるで一つの糸で繋がっているように
流れるようにパスが繋がる…
そんな経験をしていた。
なので、その彼の経験を活用して
他者と被言語的に繋がる…
“天使の羽のスポーツバージョン“
を使ってみました。
どうなったか？
彼自身の経験によって、
他者と繋がる『あの感覚』と
バッチリ繋がることができた。
誰でも人の暗示を受け取って、
それを自分に役立つように
使うことができる。
大切なのは、
暗示＝メッセージの送り手が、
相手の『常識』の中で
処理できる内容を
どのようにしたら紡ぎ出せるか？
その視点です。
今日、先ほどまで行っていた
月一のコミュニティ、
“セッション道場”
で、ある参加者の肩こりについて
メタファーで肩こりを緩和する。
というお題で練習をしたら…
肩こりが“ほぼ“なくなった…。
ほんの数分のメタファー暗示で。
メタファー暗示とは、
“肩こり“という言葉を一切使わずに、
その状態を変えていく暗示を指します。
人の心の仕組みは
とても興味深い。
今日、体調と冷えのせいか、
夕食前に“ぎっくり“腰っぽくなりました。
痛くて…
夜のコンサルが始まる前まで
寝ていましたが、
道場の中で肩凝りの暗示をを
グループメンバーと一緒にしていたら、
痛みではなく、『違和感』まで緩和されました。
１は僕に対して意識的になるように
無意識が送ったメッセージだと思ってます。
10あった痛みが、1に。
人の心はすごいね！
では。
追伸：
スポーツの話をする、
これはエリクソンがよくいう、
相手に合わせたやり方。
です。
これを学べるとすごいことになる。
素晴らしいセッションや支援が
できるようになる。
そう思います。
